ものづくり補助金とは
今後複数年にわたり相次いで直面する制度変等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させるための設備投資等を国から支援をうけられる制度です。
現在受付中のスケジュール
2023年3月28日(火) 第1回申請申し込み開始
※通常、年度中に複数回の申請時期が設けられます
何に使えますか?
対象にできる経費は比較的広いですが、主に生産性向上につながる機械・装置、工具・器具、専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築、借用に要する経費などが対象になります。
特徴上、産業機械の導入などに利用されるケースが多く見られます。
補助率はどれくらいですか?
補助率は申請枠、事業者の規模、その他条件などにより異なりますが、1/2~2/3となっていて、補助金額も最大4000万円と金額も他の補助金より大きくなっています。
申請枠
〈通常枠〉
革新的な製品・サービス開発又は生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備・システム投資等
〈回復型賃上げ・雇用拡大枠〉
賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者が行う、革新的な製品・サービス開発又は生産プロセス・サービス提供方法の改善に必要な設備・システム投資等
〈デジタル枠〉
DX(デジタルトランスフォーメーション)に資する革新的な製品・サービス開
発又はデジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善による
生産性向上に必要な設備・システム投資等
〈グリーン枠〉
温室効果ガスの排出削減に資する取組に応じ、温室効果ガスの排出削減に資する革
新的な製品・サービス開発又は炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供
方法の改善による生産性向上に必要な設備・システム投資等
〈グローバル市場開拓枠〉
海外事業の拡大・強化等を目的とした「製品・サービス開発」又は「生産プロ
セス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等(①海
外直接投資類型、②海外市場開拓(JAPAN ブランド)類型、③インバウンド市
場開拓類型、④海外事業者との共同事業類型のいずれかに合致するもの)
注意点
・他の補助金も原則そうですが、申請より先に契約・購入などを進めてしまうと対象外になります。
・支出に対する証拠類を整える必要がありますが、大変煩雑で手間がかかります。
・申請に必要な書類が多く、作成等にかかる負担が大きいです。
・申請すれば補助金が必ずもらえる仕組みではありません。
・本補助金の指針に沿った事業である必要があります。